●MICHAEL BLAKE / Tiddy Boom / SUNNYSIDE / US / CD / SSDCD1396 / 2,268円(税込) 90 年代ラウンジ・リザースのメンバーとしても名を広めた鬼才マイケル・ブレイクの異色正統ワン・ホーン作品1990年、ジョン・ルーリーに才能を買われ、時代を席巻したバンド、ラウンジ・リザースに加入。大ブレイクを起こした後、テオ・マセロ、スコット・ハーディング、コンビによって強力に後押しされたデビュー作『King of Champa』で強烈なオーラをまとってシーンに躍り出たマイケル・ブレイクの最新作。その後もSlow Poke やGroove Collective、また初期メデスキ・マーチン&ウッドとの共演など、90 年代以降のアンダーグランド・シーンにおける存在感は間違いなく大きく、前作でもローズ、ムーグなども取り入れたエレクトロなサウンドは、一つ所にとどまることないマイケル・ブレイクのクリエイティヴィティを示したといえましょう。そんなブレイクにとって、本作は異色の作品。なんと、テナー・サックス一本で、巨匠レスター・ヤング、コールマン・ホーキンスをトリビュート! しかし、レスター・ヤング、コールマン・ホーキンスは、テナー・サックス奏者にとって避けては通れないルーツであり、ジャズ三大テナーとして、最重要人物。アメリカの室内楽カンファレンスChamber MusicAmerica's 2013 によってContrasts in Individualism と題する作品を委託された機会をまたとない幸運と捉え、自らのアイデンティティをさかのぼる本作の制作を考えるに至ったとのこと。個性を貫いてきたアーティスト、マイケル・ブレイクですが、これも紛れもない必然の一つだったといえましょう。ピアノ、ベースには、ハービー・ニコラス・プロジェクト等で共演するフランク・キンブローにベン・アリソン。そして、新進の注目ドラマー、ルディ・ロイストンを迎えた布陣。ブルージーかつスウィンギー、またニュー・オリンズ・ルーツのファンキーなリズムが合いまったワン・ホーン・サウンドは、伝統に根ざしたジャズの本流を行く演奏であると共に、ドライブ感も強靭なコンテンポラリーなリフを交え、ブーガルーの要素を交えたM4 あたりはマイケル・ブレイクらしい演奏。ゴスペル的なラスト・チューンまで、サックス奏者のルーツ、正統派の一面を再認識できる一作です。(新譜案内より)
Michael Blake(ts), Frank Kimbrough(p), Ben Allison(b), Rudy Royston(ds)
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