■Live at the Jazz Gallery / 4101 / 0896434001009
FRESH SOUDNからの諸作や、今年リリースされたOMER AVITALの新作『ARRIVAL』でも大変素晴らしいピアノを聴かせてくれた要注目ピアニストJASON LINDNER。本作はそんな彼が率いるビッグ・バンドによる2005年11月25日と26日のライヴ盤2枚組。圧倒的なスケールでおくる感動的な大作です。先に挙げたOMER AVITAL(本作にも参加しています)『ARRIVAL』にも通じるところのあるエキゾチズムと哀愁が、巧みなアレンジによって寄せては返す波のようにじわじわと、そして最後は巨大なうねりとなって襲い掛かってきます。ビッグバンドというよりもこの辺のミュージシャンたちの2管、3管編成の拡大版といった趣きのアレンジで、良い意味でライヴらしいラフさ溢れるアンサンブルも大きな魅力となっています。JASONの単なるピアニストには留まらない、ミュージシャンとしての大きさを堪能できる作品です。[営業部 三谷]
今週の買取参考価格 : 1,000円
■Live UK / SSC1130 / 0016728113021
リンドナーといえば『1.2.3.ETC.』(Fresh Sound)が忘れられない。2曲目のアイシャが素晴らしく、3曲目のペンサティヴァが良かった。どこかのライブらしいが、初めから終わりまで一直線にハードなジャズで任侠(オトコ)の世界を感じる。ジェイソンも絶賛だがグリーンに感激。強く推したいワン・ホーン・テナー作品。
今週の買取参考価格 : 1,000円
■GIVE YOU NOW VS NOW / ANZ4102 / 0896434001245
昨今のヒップホップ-エレクトロファンクの隆盛も視野に入れたかのような分厚いシンセやポエトリーリーディングなども導入。キーボード(ピアノ)、ベース、ドラムのトリオを中心に曲によって様々なゲストが参加。グルーヴィでクラブ寄りながらも、一概にクラブジャズとも言い切れない独特で類を見ないスケールのサウンドで、まさに「問題作」「意欲作」と呼ぶに相応しい1枚!
アヴィシャイ・コーエン、アナ・コーエン、ミシェル・ンデゲオチェロ、そしてカート・ローゼンウィンケルといった豪華ゲストも参加。
今週の買取参考価格 : 900円
■Ab Aeterno / FSWJ033 / 8427328425339
SMALLSなどNYを中心に活動をつづけるJASON LINDNER。FRESH SOUND盤"1.2.3.ETC"、SUNNY SIDE盤"LIVE/UK"での硬派なプレイに痺れたファンも多い事でしょう。パーカッシヴなアタックと情熱的でアグレッシヴなプレイも彼の魅力の一つ。今作では、盟友OMER AVITALとELEMENTS OF LIFEのパーカショニストLUISITO QUINTEROとのトリオで、ラテン?アフロ?東洋的なサウンドにチャレンジ。これがまた、LINDNERのタッチとフィットしていて良いんです。ストレートなサウンドを期待していたファンには敬遠されそうですが、ラテングルーヴとメディテーション的空間に浮ぶフレーズが壮美なM-1やエキゾティックな哀愁を紡ぐOMER AVITALのウードとLINDNERのメロディカが沁みるM-4、激情のスパニッシュM-6など珠玉の1枚です。[営業部 真鍋悟]
今週の買取参考価格 : 900円
ボクの中でFSNTといえば、まずこの作品
これが発売されたのが2001年。ちょっと古い。永年2曲目の「AISHA」に感動し続けている。「AISHA」に名演奏と言われる作品は沢山あるだろうけど、これに参りっ放しなのだ。少しパーカッシブな調子が何か一層哀愁感を掻き立てる。3分過ぎからのジェイソンのソロがなんとも素晴らしい。更にボクの大好きな「PENSATIVA」をエレピでやってるのが嬉しいね。そして「DON'T YOU WORRY ABOUT THING」もナイス。2:24からの稀有な展開、「情事の終わり」がまた素晴らしい、痺れる。[山本隆]
今週の買取参考価格 : 900円
などなど、JASON LINDNER関連作品は今週こそ買取に力を入れてまいります!
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